「黄昏は雨のにおい」黄昏のエドモン*シリーズ第4弾

太陽王ルイ14世の火刑法廷で魔女とされ、火あぶりになったラ・ヴォワザン。科学精神の普及したはずの19世紀末パリに、ラ・ヴォワザンの声が聞こえると称する占い師が現われる。

はじめは他愛のないイタズラとも遊びとも、占い師の宣伝とも思われた事柄が、あるとき悪意ある犯罪へと姿を変える‥‥。

光と影の交錯する「19世紀の首府」で新聞記者エドモンの活躍するシリーズ第4作。