黄昏のエドモン*シリーズ第2弾
「黄昏はゆるやかに」の御案内
光と影の交錯する「19世紀の首府」。世紀末パリを舞台に、新聞記者エドモン・ド・ランベール右往左往のシリーズ、第2弾。
行きつけのカフェのオヤジから持ちかけられた相談事は、田舎から出てきた甥っ子が奇妙な事件に巻き込まれてしまったのではないかという、とらえどころのないものだった。
小さな出来事は、やがて取り返しのつかない事件に。
貧しい山国オーベルニュからパリへ。下積みの力仕事から始まって、次第に居場所を確保してきた人びとのネットワークに激震が走る。